私は主に「ＣＡＤ/ＣＡＭ」と呼ばれるシステムを担当しています。「ＣＡＤ/ＣＡＭ］とは｢コンピューターによる設計と製造」という意味で文字通りコンピューターを使った作業が主になります。ＣＡＤは平成元年に、ＣＡＭは平成１１年に導入しました。どちらも最初は私が直接操作していたのですが今はＣＡＭのほうを若い女性社員に任せています。この女性は操作の覚えも早くて今では私よりもＣＡＭの操作に詳しいくらいです。私たちの会社の特徴は非常にフランクな雰囲気があるという点でしょうか。上司だからぺこぺこしなければとか、社長が相手だと恐縮せねば、とかいうことはまったくありません。ただもちろん人付き合いにおける基本的な礼儀は必要ですけど。縫製という仕事は「おおざっぱで手の動きが速い人」も｢手の動きは遅いけど丁寧な人」もそれぞれ適材適所で働くことが出来ます。興味のある方はぜひ一度のぞいてみてください。

私は裁断データの作成をしています。入社時はミスをして多くの人に迷惑をかけてしまった事もありましたが、上司や先輩方にやさしく指導していただき、今ではミスをしにくい手順などを考えながら仕事を進めています。今後はスラックス以外のデータ作成にもチャレンジしてみたいと思っています。いつも向上心をもって働いていると、いろいろな発見ができ、スキルアップを楽しむことができます。これからも、データの作成が速くなるよう努力していきます。

私はスラックスの前立て作りを担当しています。まだ入社したばかりなので、先輩方に指示されたことを正確にこなすことを心がけて取り組んでいます。現在の目標は、前立て作りだけでなく、スラックス縫製に関する全ての部所に取り組むことです。様々なことに挑戦し、技術を身につけていきたいと思います。 この仕事に向いていると思うのは、忍耐力のある人。失敗したときは辛いと感じることもありますが、努力して上手にこなせた時、大きな充実感を得ることができます。

私は学校で学んだ知識や技術を仕事に生かしたかったのでこの会社に入社し、現在はハンガーかけを担当しています。自分のミスで周りに迷惑をかけてしまった時など、社会人としての責任の重さを感じて辛いこともありますが、先輩方に助けてもらいながらがんばっています。職場の雰囲気も明るく楽しいので、とても働きやすいと思います。 やる気と失敗を恐れない気持ちがあれば、新しい発見や目標ができ、仕事に楽しさを感じることができます。私も、「現在の仕事を確実にこなし、新しいことにもどんどん挑戦していく」という目標をもって、あきらめず努力していこうと思います。

高校の時の制服がこの会社で作っている「スクールタイガー」だったこともあって倉敷スクールタイガー縫製のことは入る前から知っていました。今はほぼ一日事務の仕事、そして状況に応じてミシンでスラックスのポケットを縫い付ける作業を担当しています。この会社に入る前に想像していたよりも若い人、同年代の人がずっと多くて、おしゃべりをしたり休みの日には一緒に食事にいったりとオフタイムも楽しく過ごしています。入ったばかりのころはその日のうちに終えなければならない仕事が終わらずに「自分はこの仕事に向いてないのかな？」と思ったこともありました。でも職場の先輩たちは｢まだ始めたばかりなんだから気にしなくていいよ。」と言ってくれたりして周りの人の励ましに支えられて頑張ることができました。今では「ここなら長く働けそうだな」と思っています。